「俺さ、健ちゃんとよく遊んでいた住友のジ

ャングルジムが忘れられない思い出だな」

「ああ、ありましたね。無くなってしまいま

したけどね」

洋ちゃんのマンションすぐ隣に、昔は住友の

大きな社宅があった。

そこに社宅居住者用の広い庭があって、そこ

にあった遊戯施設で遊んだりしていた。

小学生の高学年になると、医者志望の健ちゃ

んは勉強一筋でインドア派になっていた。