少年少女たちの人数も増えてきた。

彼らが、まだ同じヨット教室の生徒かもわか

らないし、知らない子供達なので、洋ちゃん

も、ちゃんも声をかけられずにいた。

「ヨット教室の生徒さんは、クラブハウス内

に集まってください!」

洋ちゃんが、健ちゃんと一緒にポンツーンの

辺りをブラブラしていると、少し小太りの中

年男性が建物の前に立って、大声で叫んでい

るのが聞こえた。