「いま自己紹介では、先生と紹介させて頂き

ましたが、皆さん、私も含めて、どの先生も

別に普段から学校の先生をしているわけでは

ありません」

片桐先生は言った。

「皆さん、普段は家で普通にお父さん、お母

さんをされている方達ばかりです」

そう片桐先生が説明し終わると、少年少女た

ちの中央にいた少年を指差した。

「松田優平くん」