香織は、バーベキュー台で焼かれているお肉

の匂いにお腹の音を鳴らしていた。

隆も陽子もだが、香織もレース中はヨットを

走らせることだけに夢中で、まだお昼を何も

食べていなかった。

「なんか食べに行こうぜ」

中村さんは、既に焼きそばのお皿とビールの

紙コップを手に持って食べ始めていた。

「食べよう!お腹が空いた」

隆、陽子に香織はバーベキュー台に並んだ。