「ほら、良明のお弁当よ」

良明のお母さんは、良明のスクールバッグか

らお弁当を取り出すと、ゆみ達に見せた。

「あ、美味しそう」

良明のお弁当は、アメリカ的なサンドウィッ

チではなく、ジャパニーズスタイルのお米と

おかずの入ったお弁当箱だった。

「あれ、今日は学校でランチタイム無かった

のか?」

まだ中身が残っている良明の弁当を見て、隆

が不思議そうに聞いた。