ゆみは、学校のランチタイムに良明がお昼ご

はんを何も食べていないことを思い出して、

良明のお母さんにお願いしたのだった。

「おまえが言わなくても、そんなこと俺が説

明しているし、おばさんも知っているよ」

隆が、ゆみに言った。

「ううん、ゆみちゃんの言う通り、食べてい

ないのかもしれないわ」

良明のお母さんは、何かに気づいたように、

良明の部屋へと走っていった。

その後を、慌てて良明も追っかけていく。