「まあ、また予算が少し割り当ててもらえた

時に、もう一隻購入すれば良いさ」

「そうですね」

艇庫の中のヨットを、2人は眺めていた。

「明日の開催か」

「ええ、うちの息子も参加します」

片桐一郎は、土居先生に言った。

「そうか!君の息子さんも参加するのか」

「私も、親戚の甥には声を掛けたんだが」

土居先生が言った。