「ほら、おもしろいでしょう」

中山先生は、2人に電車が線路を走っていく

姿を窓から見せてあげていた。

良明は、嬉しそうに電車が進んでいく線路を

眺めていた。

「ほら、これから地下に入るからね」

中山先生が言うと、今まで地上の高架橋の上

を走っていた地下鉄が、マンハッタンに入る

手前から地下のトンネルの中へと突入してい

ったのだった。

「周りが真っ暗になった」